「紙」用語集

製紙原料

用語 説明
木材チップ 人工林材、天然林材、製材残材などの木材の皮を剥き、細かく削ったもの。この木材チップからセルロース(繊維)のみを取り出し、紙の原料となるパルプがつくられます。
人工林材 国産材の場合は、曲がっていたり、製材には不向きな木材、木を成長させる過程で間引きされた間伐材のこと。輸入材の場合は、間伐材やパルプ原料として育てたユーカリやアカシアなどがあります。
天然林材 曲がった木や芯などが腐った木(低質材)です。
製材残材 丸太から住宅に使うための製材を取ったあとの残りの木です。
パルプ 木材などの植物原料を機械的または化学的に処理してセルロース(繊維)を取り出した状態のもの。製法により、砕木パルプ・亜硫酸パルプ・クラフトパルプ・ソーダパルプなどがあります。
砕木パルプ 木材を砕木機にかけて作ったパルプです。エゾマツ・トドマツ・アカマツなどを原料とし、新聞用紙や下級印刷用紙の製造に用います。グラウンドパルプ。
亜硫酸パルプ 木材片を亜硫酸と亜硫酸塩との混合液で処理して製造したパルプ。上質紙やレーヨン・アセテートの原料です。
クラフトパルプ 木材チップを、水酸化ナトリウムと硫化ナトリウムの混合液で処理して製造したパルプです。
ソーダパルプ 木材を水酸化ナトリウムとともに加熱してリグニンなどを分離・処理して作るパルプです。
非木材パルプ 木材以外の植物や農産副産物を原料として作られたパルプ。非木材パルプの原料となるケナフなどの植物は、生長が早いため二酸化炭素の吸収固定に優れており、環境の保全に役立っています。
古紙 一度使われた紙です。リサイクルされる新聞紙、雑誌、板紙(いわゆる段ボール)などがあります。
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紙の種類

用語 説明
洋紙 西洋から伝わった製法で作った紙です。木材・藁・ぼろなどのパルプおよびくず紙を機械的、化学的に処理して作ります。
板紙 板のように堅い厚手の紙です。黄板紙・白板紙などがあります。ボール紙とも呼ばれています。
和紙 ミツマタ・コウゾ・ガンピなどのじん皮繊維を原料として、手すきで作る日本古来の紙です。強靭で変質しにくく、墨書きに適しています。
クラフト紙 クラフトパルプ(木材チップを、水酸化ナトリウムと硫化ナトリウムの混合液で処理したもの)を原料とした丈夫な紙です。褐色のものが多くあります。セメント・肥料・穀物などの袋や包装紙・封筒などに使用されます。
不織布(非紙製品) 繊維を合成樹脂その他の接着剤で接合して布状にしたものです。弾力に富み、通気性にすぐれ、紅茶のティーバッグや、ウェットタオル、紙おむつなど幅広く使われています。一見紙のように見えますが、紙ではありません。
合成紙(非紙製品) 石油を主原料としたシートです。優れた耐水性と強度を持ち、街頭ポスターや、地図、宅配便の伝票ラベルなどに利用されています。一見紙のように見えますが、紙ではありません。
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パッケージ用品

用語 説明
ヒートシール袋 熱を加えることで瞬間的に袋の口を密封できる紙袋です。
PV袋 密封袋
クロス袋 ポリピロピレンやポリエチレンなどの樹脂材料を引き伸ばし、織りあげたものです。強度と耐水性に優れています。
底貼り袋 上下あるいは片側を船底型に形成し、接着材で貼付けた紙袋です。
イージーオープン袋 片側を2〜3回折り曲げて接着材で貼付けた紙袋です。開封テープを引けば簡単に開封ができる加工がされています。
片縫い袋 石最も一般的な産業用の紙袋です。内容物の充填後、ミシン機等で封緘します。
両縫い袋 セメント用紙袋の代表として、多数使用されています。内容物充填後の封緘は不要。弁の方式により、内弁式と外弁式の2種類があります。
ポリエチレン袋 「ポリ袋」という名称で広く知られている袋です。スーパーマーケットやコンビニエンスストアで渡されるレジ袋もポリエチレン袋です。
インナーパッチ 内力紙
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紙加工品

用語 説明
紙器 紙皿・ボール箱など、紙製の容器です。
紙管 ものを巻き付ける紙の芯棒のことです。家庭用ラップの芯や粘着テープの芯などに使われます。
加工紙 漉(す)いた紙に着色やつや出しなどの加工をした紙。色紙・アート紙・印画紙などがあります。
ラミネート紙、
ポリラミネート紙
プラスチックフィルム・アルミ箔などを貼り合わせ、積層加工を施した紙。耐水性、耐摩耗性に優れ長期保管用の書類や写真などに適しています。
はく離紙 紙の表面に剥離加工を施したものです。主に粘着製品において、未使用の状態のときに糊面にゴミなどを付着させず粘着性能を維持出来るよう保護するための台紙として利用されます。
薄葉紙 きわめて薄くすいた紙。和紙では 20g以下、洋紙では 40g以下の秤量のものです。
カラー原紙 謄写版などの原版に用いる、蝋引きの色のついた薄い紙です。
プレプリント(フレキソ印刷) 樹脂などの弾性物質からなる版と水性の液状インキを用いる凸版印刷方式のことです。溶剤系インキではなく水性インキを使用していることから環境に優しい印刷といわれています。
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印刷

用語 説明
プレプリント(フレキソ印刷) 樹脂などの弾性物質からなる版と水性の液状インキを用いる凸版印刷方式のことです。溶剤系インキではなく水性インキを使用していることから環境に優しい印刷といわれています。
商業印刷 チラシやカタログ、パンフレット、POPなどの印刷物です。
製版 印刷で、原版をつくること。また、原版から印刷版面をつくること。凸版・凹版・オフセット・石版などすべての場合にいいます。
グラビア印刷 写真製版法による凹版印刷のこと。インキの量の多少で濃淡を表すため、写真原稿の調子を再現するのに効果的です。また紙以外のものへの印刷適正の範囲が広く、印刷能率も高く大量かつ短時間で印刷することが求められる週刊誌の写真ページなどに多く利用されています。
オフセット印刷 平板(版面に凹凸がない)印刷の代表的なもの。版のインキの付く部分は親油性で油性のインクが付き、その他の部分は親水性でインクをはじくように処理してあります。版からゴム胴に一度転写したものをさらに用紙に移すのでオフセットといいます。ポスター、カレンダー、パンフレット、雑誌など利用範囲のもっとも広い印刷方法です。
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