Sustainability
皆さんが日常のなかで手に取るものには、多くのマークが表記されています。例えば、牛乳パックには「飲料用紙パックマーク」や公正競争規約にもとづいて正しく製造されていることを示す「飲用乳公正マーク」などが付いています。何気ない生活の中で目にするこのようなマークは、その製品がどんな原料や過程を経て作られたかを示すことができます。
大昭和紙工産業では、陸・海・空と地球を全方位的に環境に優しい状態へとするために様々な取り組みを行っています。また、当社の製品を受注いただくお客様にも環境に優しい製品を使ってもらえるようなサービスをご用意しています。
マークを通し、環境問題解決に取り組む企業であることを消費者へアピールしませんか?
木を植えるマークは、大昭和紙工産業オリジナルの環境マークで、当社で製造する紙袋などにご記載いただくことが可能です。カーボン・オフセットマークとセットで使用できます。当社で製造している紙袋や産業資材袋、紙箱の製造時※に発生する二酸化炭素量を計測し、同等の植樹を行う「カーボン・オフセット」にご賛同いただいたお客様のみがご利用いただけます。
※当社製造工程のみ対象。
FSC®マークは、非営利団体「Forest Stewardship Council®(森林管理協議会)」にて管理した森林の木材や、その木材から製造された製品を識別するマークです。当社でも、全国に展開する営業所と工場でCoC認証を取得し、認証紙を用いた製品の提供を行っています。FSC®認証製品で、子どもたちやその先の世代に、森が生み出す豊かなめぐみを届けましょう。
more treesペーパーマークは、森林保全団体「more trees」が森林保全を行う「more treesの森」の木材が活用された紙を識別するマークです。また、このmore treesペーパーを使用した紙袋「more trees paper bag」は、日本の森林保護に寄与する紙袋として、ご利用いただけます。
PEFCマークは、製品が森林資源の持続可能な管理と利用の促進を目的とする、世界最大の森林認証制度により認証された森から採取した原料で製造されたことを示しています。当社でも該当する営業所と工場でCoC認証を取得し、環境に配慮した製品をご提供しています。消費者の皆様には、森林保護、水循環、生態系や野生動物の生息地維持など、自然環境の保護に結び付くアクションとして、当社の紙製品をお選び頂いています。
海を守るマークは、大昭和紙工産業オリジナルの環境マークで、当社で製造する紙袋などにご記載いただくことが可能です。静岡県にある海洋保全団体と協力して進めている「海洋プラスチックゴミゼロ活動」「砂浜回復活動」「ウミガメの生態調査と保護活動」といった当社の海を守る活動にご賛同いただいたお客様のみがご利用いただけます。
カーボン・オフセットマークは、カーボンフリーコンサルティング株式会社が提供するマークで、木を植えるマークとセットで使用できます。
カーボン・オフセットとは、日常生活や企業等の活動で、どんなに努力をしても発生してしまうCO2(=カーボン)を、森林による吸収や省エネ設備への更新により創出された他の場所の削減分で埋め合わせ(=オフセット)する取り組みです。
再生可能エネルギーは、名前の通り「一度使ってもまた再生することが可能なエネルギー」のことです。例えば、水の力を使ってエネルギーを生み出す水力発電、風の力を使ってエネルギーを生み出す風力発電、太陽の光の力を使ってエネルギーを生み出す太陽光発電がその一つです。
いま、このような従来の石油由来の燃料を使わずにサステナブルな自然由来の燃料を活用することが、世界中で求められています。
また、天然由来の再生可能エネルギーは、地球温暖化の原因となるCO2削減に大きく寄与できると言われています。さらに、海外からの輸入に頼らざるを得ない石油由来燃料と比べ、純国産の天然由来燃料を活用することは、エネルギー自給率の向上と安定供給のためにも必要なことなのです。
2020年10月より、大昭和紙工産業の本社を含む全営業所の電力が「再生可能エネルギー100%のCO2ゼロ電力オフィス」となりました。宮城県内の一般家庭の太陽光発電から創出されたJ-クレジット等を活用することで、カーボン・オフセットを行っています。なお、東日本大震災による被災地で創出された再生可能エネルギー由来のJ-クレジットを活用し、全営業所の電力によるCO2排出量をゼロにする取り組みは、パッケージ製造業では業界初の取り組みとなります。
また、本取り組みは令和2年「東北地域カーボン・オフセットグランプリ」の東北地域再エネ推進部門において「再エネカーボン・オフセット賞」を受賞しました。
これからも環境問題解決カンパニーとして、環境に優しい会社を目指し続けます。