【CSR】小学校で出前授業を実施

富士市の自慢を調査しよう!
2025年11月14日(金)、静岡県の富士市立元吉原小学校で、今年も「富士市のじまん調査隊」の出前授業を行いました。富士市は、富士山の豊かな水に恵まれ、古くから製紙産業が発展してきた“日本有数の紙のまち”として知られています。
そんな紙のまちで暮らす小学3年生のみなさんに、地元の産業の強さや魅力をもっと知ってもらうため、富士市に本社を置く大昭和紙工産業がお伺いしました。当日は、私たちの主力製品のひとつである手提げ紙袋を実際に折ってつくり、自由にデザインするワークショップも実施。教室には「こんな紙袋にしたい!」という元気な声が飛び交い、子どもたちの創造力あふれる作品が次々と生まれました。地域の誇りを感じながら学べる、笑顔いっぱいの特別な授業となりました。

紙袋を作るってどんな仕事?
まずは、紙袋について学びます。紙袋にはどんな種類があるのか?どんな場面で使われているのか?クイズを交えながらの授業に、子どもたちは興味津々!元気いっぱいに答え、教室は笑顔と歓声でいっぱいになりました。
さらに、工場で働く人たちの仕事についても学習。工場全体をまとめる工場長、商品の品質を守る品質管理、そしてお客様に正しく商品を届けるための事務。それぞれの仕事を知ることで、モノづくりの楽しさや大変さ、チームワークの大切さを実感することができました。
授業の最後には、子どもたちが「自分も何かを作ってみたい!」と目を輝かせる姿も。紙袋一つに込められた工夫や思いを知ることで、普段何気なく使っているモノへの感謝の気持ちも芽生え、学びの場は笑顔と発見でいっぱいになりました。

オリジナルの紙袋を作ってみよう!
いよいよ、紙袋を作るワークショップの時間が始まりました。 最初は、A3サイズの紙を山折りや谷折りの目じるしに沿って折り、紙袋の形を作ります。まず筒状に折って糊付けし、次に紙袋のマチを整えます。そしていよいよ難関の底面づくり。折って、開いて、また折りたたむ…そんな作業に子どもたちは夢中になりました。好みの色や形の持ち手を選んで貼り付けると、みんなの紙袋が少しずつ完成に近づきます。
先生や大昭和紙工のスタッフ、そして先に作り終えたお友達が助け合いながら、全員が無事に紙袋を作り上げることができました。互いに「ここはこうしたらいいよ!」と声をかけ合う姿に、チームワークの大切さも感じられました。
そして次の時間はいよいよオリジナルデザイン!子どもたちは思いおもいに個性あふれる絵柄を描き、世界にひとつだけの紙袋が完成しました。完成した瞬間、教室は歓声と笑顔でいっぱいになり、紙袋作りを通して得た達成感と楽しさが子どもたちの心にしっかり刻まれました。

今回の出前授業のテーマは「富士市の自慢を調査しよう!」。子どもたちは紙袋作りを通して、富士市が誇る製紙産業の魅力や地元の強みを実感することができました。紙袋一つひとつには、工場で働く人たちの工夫や技術、思いが詰まっていることを知り、普段使うものへの感謝の気持ちも芽生えました。自分の手で形を作り、さらに個性あふれるデザインを加えることで、学びの喜びや創造力の大切さを体感。地域の誇りを感じながら、ものづくりの楽しさやチームワークの大切さも学べた、笑顔いっぱいの特別な時間となりました。









