極小ロットでも!|オリジナル紙袋の製作ガイド
レジ袋有料義務化やプラスチック資源循環促進法(プラ新法)への対応、環境問題への取り組み、お店のイメージアップなどの観点から、紙袋に注目する事業者がまだまだ増えています。そんな中、ビニールのレジ袋から紙袋に切り替えたいけど、ロットやコストで諦めてしまった方はいませんか?
この記事では、オリジナル紙袋を検討しているお店の方に向けて、紙袋のプロが必要な紙袋の枚数別におすすめのオリジナル紙袋の製作方法をご紹介します!
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1,000枚以上|業者に発注する
1〜100枚|自分で紙袋を折る
必要な枚数が少ない時は、購入する前に自分で紙袋を作ってみるのも一つの手。下の展開図を参考に、作りたい紙袋のサイズに併せて必要な用紙のサイズを計算し、用紙に印をマークしておきましょう。
イチから紙袋を作る方法
①用紙を筒状に糊付けする
②マチ面の中心線に沿って内側に折り目をつける
③内側に折ったマチ面を一度開き、底面に折り線を付ける
④折り線を元に、底面を開く
⑥底面を糊付けする
⑦穴あけパンチで穴を開けて紐を通したり、細く折った紙を貼ったりして持ち手を付ける
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100〜1,000枚|無地紙袋をアレンジする
必要な枚数が100枚を超えると自分で手作りするのには限界が...。それでもオリジナル紙袋を使いたい方におすすめなのが無地紙袋を購入してアレンジする方法。しっかりとした既製品の紙袋に、一手間加えてアレンジすることで、耐久性もおしゃれさも兼ね備えたオリジナル紙袋を用意することができます。
イラストやレタリングに自信がある人は、マジックで紙袋にお店の名前や簡単なイラストを描くことで、簡単に無地の紙袋をオリジナル紙袋にすることができます。事前にお店の名前を書いた紙袋を用意しておくのはもちろん、おしゃれなコーヒーショップのように、購入されたお客様にあわせてその場でメッセージを書いても喜ばれそうですね。手書きメッセージよりもワンランク上のオリジナル紙袋にしたいという場合は、次の3つの方法を参考にしてみて下さい。
無地紙袋のアレンジアイデア①|ステッカーを貼る
貼るだけで簡単に無地の紙袋に高級感やおしゃれさをプラスできるのが、ステッカーです。口部分や紐に貼るタイプの口留シールで商品をしっかり保護するのも良し、表面も目立つ部分に貼ってお店の名前をしっかりアピールするのも良し。市販のシール用紙とパソコン、プリンターを用意すれば、自宅や店舗で簡単にオリジナルステッカーを作ることができるので、イベントなどで使うオリジナルショッパーを急いで用意する必要がある時にも便利なアイデアです。
無地紙袋のアレンジアイデア②|スタンプを押す
お店のロゴのスタンプを用意して、無地紙袋の好きな場所に押せば、どのスタッフが対応してもムラがなく、手書きで書くよりも簡単にたくさんのオリジナル紙袋を用意することができます。お店のロゴのスタンプは、専門の業者に発注したり、消しゴムハンコなど自分で作ったりすることができます。
無地紙袋のアレンジアイデア③|紙タグを活用する
紙タグを用意して、紙袋の口に蓋をするように被せてホチキスで止めたり、紙紐やワイヤータイなどで持ち手の部分に括り付けたりすることで、ワンランク上のオリジナル紙袋に。季節ごとにタグのデザインを変えたり、クーポン情報を載せたりすることで、お店のアピールポイントにもなります。タグをわざわざ用意しなくても、ショップカードをタグ代わりすることもできますよ。
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1,000枚以上|業者に発注する
必要な紙袋の枚数が1,000枚を超える場合には、業者への発注を検討してみましょう。紙袋のプロであるメーカーに問い合わせることで、意外な紙素材やアイデアに出会えるかもしれません。
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見積もり依頼のポイント
①紙の種類と厚さ(未晒クラフト、片艶晒クラフト紙など)
②表面加工(PPラミネートフィルム、ニス引きなど)
③サイズ(高さ・正面幅・マチ幅)
④持ち手の種類(PPヒモ、紙単丸ヒモなど)
⑤印刷(色数)
⑥その他(底ボールの有無など)
まとめ
紙袋には広告効果もあるため、できるだけオリジナル紙袋を用意したいですよね。下の表を参考に、自分のお店に合ったオリジナル紙袋の製作方法を選んでみて下さい!
製作方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
手作り | 1枚からオリジナル紙袋が作れる | 時間と手間がかかる 作れる枚数が限られる |
無地紙袋のアレンジ | 季節やお客様にあわせてアレンジできる | 枚数が多くなると時間と手間が負担になる |
業者 | さまざまな種類から選んで、高クオリティな紙袋が作れる | 小ロットだとコストがかかる場合がある |
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