大昭和紙工産業株式会社

事例紹介/お知らせ

【事例紹介】古紙100%の製袋原紙「Renato(レナート)」販売店様の声を聞いてみた!

「Renato(レナート)」とは?

renato

大昭和紙工産業では既存の紙の先を行く製品開発にも力を入れています。
古紙100%なのに製袋ができる原紙「Renato(レナート)」も、環境配慮が叫ばれる時代の先を行く製品の一つです。
「Renato」は回収された古紙のみを原料としています。新たな木材(ナチュラルパルプ)を一切使用せずに紙袋を製造することができる紙を使用しているため、当社同様CSR活動に力を入れている企業様はもちろん、これから積極的にCSR活動に取り組みたいという方にご注目いただきたい、大昭和紙工産業にしかできない持続可能な循環型製品です。

 

 

「Renato」を実際に採用いただきました

これまで紙の強度の都合上、難しいとされていたナチュラルパルプを一切使用しない古紙100%の原紙「Renato」。今回は、そんな「Renato」を使った、環境配慮型の紙袋を実際にお選びいただいたF株式会社のご担当者様にお話を伺いました。

「Renato」に出会ったきっかけ

ご担当者の飯田様、本日はよろしくお願いします。
まず最初に、大昭和紙工産業の新商品「Renato」に出会ったきっかけを教えてください。

はい。弊社は紙袋や包装紙などの販売をしています。お客様が「ぜひ使ってみたい!」と感じていただける新商品の発掘にも力を入れています。
そのため私たちは、見た目や質感、仕上がりはもちろんですが、実際にご利用になる消費者様が便利で使い勝手が良いと感じていただけるものは無いものか…。と常にアンテナを張り、情報収集をしています。
この「Renato」に関しては、以前よりお取引のある大昭和紙工産業さんが新しい商品を開発したということで提案しに来てくださったのが製品を知ったきっかけです。 大昭和紙工産業さんは、常に新しい商品の開発に力を注いでいて、今までにない質感や機能を持った新商品を定期的に提案してくださるので毎回楽しみにしています。

「Renato」は新たな木材資源を一切使わない、100%古紙からできた紙を使用しようしているとお聞きし、ポリ袋から紙袋へ切り替えていただく商談の際に話題となる「森林伐採」「環境負荷」というネガティブなワードを完全にクリアできる魅力的な商品だと伺い、まずはサンプルをいただくところから始めました。

「Renato」の特徴を活かした用途とは!

飯田様からは環境配慮型製品を求めるお客様へ提案する新たな切り口として、「Renato」をお勧めいただいていると聞きましたが、 具体的にはどのようなお客様に、どんな点が刺さると思われたのですか?

弊社とお取引のあるアパレルのお客様より、環境負荷軽減に配慮した手提げ紙袋についてご要望がありました。2020年に始まったレジ袋有料化の時も、いち早くポリ製ショッパーから紙袋へ切り替えたのもアパレルブランドが早かったですよね。視座が高い業界であればあるほど、スタッフやブランドを利用する消費者の方も環境問題や社会問題に対しての意識が高く、商品はもちろん普段使用されるパッケージにも印刷されている環境のマークや文言に目が行きます。

レジ袋などビニール製の袋によく印刷されている「プラマーク」「バイオマスマーク」をはじめ、紙製製品に印刷されている「再生紙使用(R)マーク」などは「60%」や「80%」とそのマークが意味する素材の割合を併記するものが多いのですが、なかなか「100%」という表記を見ることはありません。私自身も紙という素材を仕事で扱っているので、「製造上の都合で100%と謳うのは難しいのだろうな…」というのは想像できますしね。でも、今回の「Renato」はそんな数少ない「100%」の記載ができる原紙だというじゃないですか!大昭和紙工産業さんにご提案いただいた時には「これは売り込みやすい!」と、そう思いました!

「Renato」を実際に購入いただいたユーザー様の声

実際に「Renato」を採用いただいたアパレルのお客様の反応はいかがでしたか?

そうですね、やはりアパレル業界全体で環境配慮や社会貢献への関心が高いこともあり、今回導入いただいたお客様においてもパッケージ選びで様々な環境配慮の選択肢があることはご存知でした。そんな中、担当者の方からは「古紙100%」というワードに非常にインパクトを感じたと後ほどご感想をいただいています。

今回導入いただいたお客様のブランドコンセプトは「海を愛する女性」。環境問題における海、陸、森林の関係は、互いに影響し合っており、海を愛するには森林を愛する必要があると考え、森林資源の節約に繋がるリサイクル素材である「Renato」のコンセプトに共感していただいたことが、採用の大きな決め手となりました。

「Renato」を開発した大昭和紙工産業様は従来のパッケージの課題に対し、常に新しい視点と技術で解決策を探究し続けており、他では取り組まないことに前向きに取り組む姿勢が業界でも話題にあがります。今後も、大昭和紙工産業様との連携を通じて、革新的な新商品の開発に取り組んでいけることを楽しみにしています。