大昭和紙工産業株式会社

事例紹介/お知らせ

【CSR】小学校で環境出前講座を開講

2022/11/02 お知らせ

地球規模の環境問題を紙のまち富士市の目線で解決しよう!

2022年10月21日(金)に静岡県の富士市立今泉小学校で『環境を考える出前講座』を開講しました。大昭和紙工産業の本社がある富士市は、富士山の麓で水資源が豊富なため、古くから製紙産業が集積する日本有数の「紙のまち」として栄えてきました。そんな、紙のまちで暮らす今泉小の5年生を対象に、総合学習の一環として講座を実施し、今直面している環境問題を学び、一人ひとりが環境改善に向けてできることを考え話し合い、発表してもらいました。


直面してる環境問題を知ろう!

講座の中で話題に挙げた環境問題は2つ。「海洋プラスチックごみ問題」と「地球温暖化問題」です。世界中で毎年海に流出しているプラスチックごみの量は、ジャンボジェット50,000機に相当する800万トン。そして、その多くが海底に沈み回収不可能という事実を知り驚いていました。また、増え続ける二酸化炭素が原因で地球の温暖化が進み、異常気象を引き起こしている現象について、今年9月に静岡県内で発生した浸水・停電を例に挙げると、みんな自分ごととして関心を持った様子でした。


プラスチックごみを減らすミッション!

今回学んだ環境問題は、安くて便利なプラスチックを多用した、人間生活から発生する「使い捨てプラスチックごみ」が原因です。講師からの説明のあとは、グループに分かれて話し合い発表してもらいました。紙のまちで暮らす私たちだからこそできることもあるはずと、みんな真剣に話し合い、プラスチックからサステナブルな紙へと切り替える紙化のほか、捨てない工夫などいろいろな意見が出てきました。



大人顔負けの考えから、小学生だから気づいた解決策まで、さまざまな意見が飛び出し、授業をさせていただいた私たちにとってもいい刺激となりました。これから先の地球のことを考える環境出前講座は、富士市立今泉小学校が第一号となりました。大昭和紙工産業では、今後もこうした講座をとおし、社会貢献活動を実施して参ります。


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