【紙化プロジェクト】第1回 本当に環境に優しい素材 （全3回）「石油由来と天然由来」
製造コストの安さや、保管場所をとらないなどのメリットから重宝されてきたポリ袋。ご存知の通り、ポリ袋は石油由来成分から作られています。
一方、天然由来成分から作られたものの例として、紙袋やバイオマスプラスチックのポリ袋が挙げられます。紙袋は木材から、バイオマスプラスチックのポリ袋はトウモロコシなどを原料とし、ともに有機資源を原料としています。どちらも本来大気中に存在する二酸化炭素から生成された物質を原料としているため、燃焼などにより二酸化炭素が発生しても新たな二酸化炭素が生まれたわけではなく、循環しているという捉え方ができます。
天然由来成分から作られた製品は大気中の二酸化炭素を増やすことのない、持続可能な社会に必要不可欠な存在です。
本当に環境に優しい素材（全3回）
