【環境対策】当社で取り組んでいる減プラ
プラスチックごみ問題
年間800万トンが海洋に流出し、世界的に深刻化しているプラスチックゴミ問題。先日、プラスチック資源循環促進法案が閣議決定され、プラスチックゴミ問題に対する世間の認識はますます強まってきています。しかし、ペットボトルからお菓子の包装、レジ袋にいたるまで、毎日の生活のなかで必ず一度は目にするプラスチック。プラスチックに依存した現代社会で、どうプラスチックの使用を減らしていけばいいのでしょうか?
今回は、環境問題に詳しい先輩営業大昭和えこさんのレクチャーで、熱血新入社員紙化はじめくんと一緒に、当社で取り組んでいる減プラについて学んでいきましょう!
減プラって知ってる?
これだけプラスチック製品が溢れた現代社会で、どうプラスチックを減らしていったらいいでしょうか? |
プラスチックはたしかに便利だから、現代社会でいきなりプラスチックを完全になくすのは難しいよね。 |
プラスチックを紙製品に切り替えていくことで、減プラになりますよね? |
それも1つあるけど、1つの製品に使われるプラスチックの量を減らすことでも減プラになるのよ。 |
なるほど!それなら同じプラスチックを使用した製品でも、全体で使われるプラスチックの総量を減らせますね! |
機能材料と減プラ
当社でも減プラのことを考えた取り組みって何かしているんでしょうか? |
もちろん。紙製品に防水や耐油、撥水効果などの機能を持たせた機能材料というものがあるのは知ってる? |
ベーキングペーパーや、肉まんの台紙に使われている紙のことですよね? |
そうそう。ただ、紙製品にそういった機能を持たせるには、どうしてもプラスチックを使わなくてはいけないの。そこで当社は、製造メーカーとしての社会的な責任を考えて、機能は担保しながらもプラスチックの使用量を抑えることで、減プラに取り組んでいるのよ。 |
環境のこともちゃんと考えて商品開発しているんですね! |
それから、大昭和紙工業グループで独自に開発した離解性防湿紙っていう、リサイクル可能でエコな特殊加工紙があるんだけど、次回はこの機能材料について詳しく解説するね。 |
はい!よろしくお願いします! |
◇◇◇ 「エコを始めよう」バックナンバー ◇◇◇
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- 第1話 レジ袋有料義務化(1)
- 第2話 レジ袋有料義務化(2)
- 第3話 レジ袋有料義務化(3)
- 第4話 海洋プラごみとマイクロプラスチック
- 第5話 地球温暖化とバイオマスプラスチック
- 第6話 プラごみと生分解性プラスチック
- 第7話 古き良き紙袋時代
- 第8話 エコバッグの魅力と落とし穴
- 第9話 世間の反応は?レジ袋有料義務化開始
- 第10話 カーボン・オフセット
- 第11話 当社で取り組んでいる減プラ
- 第12話 紙のリサイクルと機能材料