大昭和紙工産業株式会社

事例紹介/お知らせ

【環境対策】地球温暖化とバイオマスプラスチック

2020/06/16 紙で環境対策

地球温暖化問題

地球温暖化は近代社会において代表的な環境課題です。人間が石油や石炭といった化石燃料を燃やしてたくさんのエネルギーを獲得することで、世界の文明が急発展した反面、排出される二酸化炭素などの温室効果ガスが急速に増加し地球温暖化の進行が加速しています。温暖化により地球の平均温度が上昇することで、異常気象が頻繁に発生したり、嵐が強大化する要因になっているとも言われています。今、世界が一丸となり取り組まなければならないこの環境課題に対し、世界各国が様々な対策に取り組んでいます。そんな中注目されている材料が、バイオマスプラスチックです。バイオマスプラスチックは大気中の二酸化炭素量を増やさないプラスチックとして、地球温暖化防止に貢献することが期待されています。


今回は、環境問題に詳しい先輩営業大昭和えこさんのレクチャーで、熱血新入社員紙化はじめくんと一緒に、地球温暖化の環境問題について学んでいきましょう!

 

バイオマスプラスチックってどんなプラスチック?

えこ|地球温暖化の防止策として近年注目されているのが、バイオマスプラスチックなんだけど、はじめくん知ってる?

 

はじめ|バイオマス…!?それって、どんな素材なんですか?

 

えこ|バイオマスというのは自然由来の資源っていう意味。つまりバイオマスプラスチックとは、サトウキビやトウモロコシなど主に植物から作られたプラスチックということ!

 

はじめ|なるほど、プラスチックは石油以外からも作れるんですね?!でも、どうしてバイオマスプラスチックは地球温暖化防止対策につながるんですか?

 

えこ|使用済みのプラスチックごみの多くは焼却処分されているんだけど、サトウキビやトウモロコシなどの植物由来のプラスチックは、焼却処分しても大気中の二酸化炭素の量を増やさないと言われているの。二酸化炭素を増やさないから、地球温暖化の進行を食い止めることができるとされているんだよ。この考え方を「カーボンニュートラル」っていうんだけど、聞いたことある?

 

はじめ|カーボンニュートラル…?初めて聞きました、詳しく教えてください!

 

光合成で吸収!カーボンニュートラル

はじめ|植物由来だと、なぜ二酸化炭素を増やさないってことになるんですか?

 

えこ|サトウキビやトウモロコシなどの植物は、収穫までの成長過程で光合成をするって理科の授業で習ったでしょ?

 

はじめ|はい。それなら覚えてますよ。光合成ですよね!!

 

えこ|そう。つまりバイオマス原料は空気中の二酸化炭素を吸収してくれているの。だからバイオマスプラスチックが使用後ごみになり焼却処分されたとしても、原料の時点で取り込んだ二酸化炭素を吐き出すことになり、排出される二酸化炭素は実質プラスマイナスゼロになるってこと。だから、前に説明した「レジ袋有料義務化」も、このバイオマスプラスチックを25%配合したものは対象外としているの。

 

はじめ|そういうことでしたか!!よくわかりました!

 

えこ|逆に石油由来だと、本来は地中の奥深くに眠る化石燃料を人の手で掘り出して、それをプラスチックにしているの。使用後にゴミになった時に燃やすことで、新たな二酸化炭素を排出するので年々増え続けていることが問題になっているのよ。今ここで食い止めないと、今後地球はどうなっていってしまうのかしら…。

 

はじめ|だから、世界中で問題視して様々な取り組みが進められているんですね。

 

紙も地球温暖化防止の対策になる!

はじめ|そういえば、紙も木材を原料とするパルプから作られてますよね?!

 

えこ|さすが、はじめくん!そうなの、紙も天然由来のバイオマス素材でできているのよ。木だって成長する過程で光合成をして、二酸化炭素を吸収しているでしょ?つまり紙製品もカーボンニュートラルになるから、地球温暖化防止に役立つ素材として注目されているのよ!

 

はじめ|紙も優秀ですね。しかも万が一投棄されても、土に還りそうな印象がありますけど、どうなんですか?

 

えこ|自然に還ることを「生分解」っていうのを知ってる?紙は生分解性があるので、土壌はもちろん海洋でも分解されるから「海洋ゴミ問題」の解決にも繋がると言われているのよ。実はプラスチックにも生分解する素材があるのよ。今度詳しく説明するわね。

 

はじめ|土に還るプラスチックがあるんですか?!ぜひよろしくお願いします!

 

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